新しい山手線はベビーカー論争に終止符を打つか!?
2014年7月2日付でJR東日本から山手線の新型車両E235系のプレスリリースが有りました。
新型通勤電車(E235系)量産先行車新造について
http://www.jreast.co.jp/press/2014/20140701.pdf
今回発表になったプレスリリースを読むと、JR東日本が電車内でのベビーカー論争(主にTwitterやはてな村界隈で行われているもの)に終止符を打つのではないか?と思われる、設備についての説明が有ります。
優先席を増設するとともに、車いすやベビーカーをご利用のお客さまに、より安心
してご利用いただくための「フリースペース」を各車両に整備します。
リリースを見ると分かるように、優先席を今より増やし、11両全てに!車いす・ベビーカーマークを床にプリントしたフリースペースを導入したのです。
これは、車いすやベビーカーはこの場所で優先ですよとプリントされているのでとてもわかり易くなっており、ある意味通勤客との分離ができる良い案だと思います。
今まで、電車にベビーカーを持ち込むことについて、All AboutのNEWSdigで過去に議論されていたり、Twitterやはてな村での議論での
・ラッシュ時にベビーカーたため!
・20kgも子供の荷物持ってたためるか!
・そもそもラッシュ時は避けろ
・子育てしててもラッシュ時にやむを得ず乗らないといけないだろ!
・タクシー使え!
・通勤客こそタクシーで通え
みたいな不毛な話についに終止符が打たれるのでは無いかと、私は密かに期待しています。
プレスリリースを読むと、今後、JR東日本の既存の車いすスペースのある車両についても、車いす・ベビーカー等のフリースペース掲示を行っていくとの事で、E235系以外は1編成に数箇所しか無いですが、ベビーカー論争の集結が期待できます。
しかし、首都圏のラッシュはすさまじいものがあるので、フリースペースが混雑時にどのように実際使われるか?は、今後導入されてから意識していく必要がありそうです。
そして、また、フリースペースを巡って、不毛な論争が繰り広げられないことを祈るばかりです。