電子書籍の外側

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LINEの発表で騒ぐ大人たち、何ソレな日本のJKたち(あくまで観測範囲で)

2月26日のLINEの発表は3つの内容でした

【LINE】LINE、グローバル市場での更なる成長に向け、「BEYOND LINE」をテーマに3つの新サービスを発表

・LINE電話

・LINEビジネスコネクト

・LINE CreatorMarket

3つのサービスを発表しています。

特にLINE CreatorMarketについては、Twitter含めて大人たちが色々騒いでいました。

 

Mobile業界に1999年ごろからいる身としては、サービス側が騒いでいてい、ソレを使う側が騒いでいないというのを良く目にしました。

そんな中、以前こういう記事も出ていました。

「スマホの9割はiPhone」「有料スタンプは買わない」――女子高生起業家に聞くスマホ事情 - ITmedia Mobile

この、記事の「スタンプは買わない」という感覚に私も近い物を感じます。
若い人たちとLINEをしていてもほとんどスタンプが飛んでこないし、若い人たちのグルチャに入っていても、スタンプが飛んでくることはあまりなく、デフォルトスタンプで大体終わっています。

そんななかで、じゃ、つながっている高校生たちに周りの様子を聞いてみよう!と思い、色々聞いてみました。

北海道職業系高校2年生

「LINEのスタンプは殆ど使わない。有料は買わない。」

 

東京都御三家女子高校2年生

「LINEはクラスや部活のグルチャだけで、スタンプも使わないかなぁ」

 

埼玉県私立高校2年生

「スタンプはおっさん(笑)が可愛いのを送信してくるけど、ウチラでは使わないかなぁ」

 

というn=3の状態ですが、今回のLINEの発表は大人たちが騒いでいて、利用者としてはそのNEWSすら届いていない状況でした。

大人と高校生たちとの温度差が激しく、かなり驚きましたが、LINEは世界展開を目指しているので、日本のコアユーザーではないところでの今回の考えなのかな?と思っています。

つまり、LINEがよりオトナたちに向けて世界に向けて展開していくということの発表だったのかなぁと思いました。

LINEを使っている日本の中高生は「ウチラ」でのコミュニケーションが取れればよく、6万件のお店の電話帳が載っているとか、(LINEの)タイムラインにAPIで連携した外部企業の何かしらの情報がPOSTされるようなタイムラインがうるさくなる仕掛けや、ただでさえ(中高生にとっては)値段の高いスタンプが増えるというところでは、「ウチラ」とは全く関係が無いので、昨日の発表を伝えても「何ソレ?」という反応が帰ってきたんだと思います。

LINEをここまで使ってきたJKたちが冷めている(あくまで観測範囲で)状況で、LINEがこの先、JKJCに使われるtoolの座を続けられるか?というところに注目していきたいと思います。